Kazumi流きものワンダーランド ブログ

きものが少しでも身近になるように365日のふだんきもの生活やそこから湧き出た想い、そしてイベント等のご案内をします。

2007年01月06日

目利きを目指して~きもの展示会の巻~

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 ~本物を見る、触れる、かおる~

 きもの好きの方なら、きもの展示会はまさにワンダーランド。ただしその敷居もちょっぴり高い。
わたくしも初めの頃は行ってみたいものの、知人の紹介とはいえちょっと ”どきどき”。

「何をきていけばよいのかしら・・・やはり、きもの?」
「大勢の店員さんに取り囲まれたら断れるかしら」
「知人の紹介だから、やはり何か買わないと次回から行きづらくなるのかな」
など不安もあり、気づかれしきりでした。
 
 でも、そんな心配があったとしても、きもの展示会には”行くべし!”です。芸術に限らず「本物を知る」には大変よい機会であり、また人間観察にも絶好の場です。

 まず「きょうは目の保養のみ、勉強!」と入り口で気合をいれます(笑)。そして、中にはいります。たいていホテルなどの場合、入り口には「人間国宝」といわれる方々の逸品が展示されています。現在では手間がかかり職人さんのなり手がないほどの工芸品も桐の箱などに鎮座。それらを実際に手に取ることもそういった場ならでは。上布はさまざまありますが、ウスバカゲロウの様に軽い反物を腕にかけさせて頂いたときには、ため息がでました。自分では着ないでしょうが、金糸銀糸を初め色とりどりに刺繍がほどこされた訪問着をまとったときのすっしりとした存在感。爪まで真っ青に染まったままの職人さんが説明する藍染浴衣の凛とした発色。大島紬の目の細かさと艶など、説明をうけながら体験できる一時は時を忘れてしまいます。素材により香りとかもし出す空気感も違います。

 また、そこに居るお客さんの職業や人柄まで推察し楽しんでしまうのは、もの書きのはしくれゆえでしょうか。そんな贅沢な一時の後、和菓子のお土産や喫茶券など頂いてしまうのは、さすがに「罪悪感」を覚えてしまいます。しかしそこは、「職人さんたちは、こんなプロセスと苦労ををひとりでも多くの日本人に知ってもらうだけでもうれしいはず。わたくしの役目はこの感動を他の方へ伝えること」と言い聞かせ、その場を辞します。


 きもの展示会にいった後は、美に対峙した高揚感と達成感すら覚えます。そしてそこでの体験は、よい品を仕入れる、色柄センスを磨くということに大変に役立っている様です。

投稿者 Kazumi : 16:28 | コメント (0) | トラックバック (0)

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